top of page

一瞬で絆を深める握手とハグ


参考:プーチン大統領と金総書記の会談ニュース


一瞬で絆を深める握手とハグはどのようなものか。


最初の20秒間だけのニュース動画を見てみる。

まるで生き別れた兄弟が再会するかのような感動シーンさながらの映像が流れた。

プーチン氏は握手をするために手を差し出しながら駆け寄り、金総書記からは握手しながら左手をプーン氏の肩に回しハグをする。映画であれば友情の花火が上がるクライマックスシーンだ。


そんなシーンが、世界で恐れられている二人がやるとは思ってもみなかったが、実はこれをする必要が双方にあった。到着時刻は午前3時…24年ぶりの訪朝としては非常識な時間でありながら、予定が押しているし、その後の予定もあり、仕方ないことなのであろう。


しかし、遅刻は遅刻である。しかも大遅刻だ。金氏も相当な準備をして待っていたはずだ。


そんな中、大遅刻をしながら相手への印象を悪化せず、達成したいミッションをコンプリートするにはどうしたらいいのか。1分たりとも無駄にできない中での信頼関係を構築する大勝負となる。プーチン氏は120%の優しさと笑顔のジェスチャーと低姿勢で行く気満々であったと推測する。(*ふと、遅刻は作戦の1つだったのか?と深読みをしてしまう自分もいるが・・・)


タラップを降りて歩いてフォーマルな形での挨拶と握手だけでは関係性を深めるには全く時間がたりないと分かっていただろう。そう、関係性を深めるのは「言葉」だけでは足りないことを両国のリーダーはよく知っている。だからこそ”駆け寄りながら手を出す”という、彼なりの誠心誠意&”会いたかったよ!”の世界共通の友好関係の深さを示すボディーランゲージで示した。動画→https://www.instagram.com/reel/C8erZthSxcs/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==



双方のゴールはwin-winな関係性である。でもただのwin-winじゃない。裏切らないwin-winである。それには友としてタッグを組んでいる絆がなければいけない。それを成しえるテクニックはたった一つ。それは第一印象を操作することだ。そう、ボディーランゲージを使いこなす以外はない。第一印象を侮ってはいけない。この印象を覆すのにはある程度の時間が必要である。


だからこそ、時間がないプーチン氏は、待ちきれないほど会いたかったよを体現するために走って手を差し出し、金氏はとっさに”むっちゃ待っていたよ!”という友好関係を一瞬にして最大に深める方法のボディーランゲージのテクニックに打ち出たとみる。握手しながら、左手でハグをするために腕を回す、という最上級の親しみを込めた動きで彼を迎え入れたのだ。もし、プーチン氏がタラップを降りてからも歩いて来て、金氏の目の前に来た時に手を差し伸べたらハグはしなかったであろう。



このハグ一つで、大遅刻は帳消しである、とプーチン氏に示したのである。& 親友を出迎えるような歓迎ぶりを示すことで、一気に心に温かさと安心感を与え、友情を深めたのである。もうホップステップジャンプどころではない。ホップもない一気にジャンプしてぶち上げた信頼関係だ。これは双方で繰り出した”短時間で関係性を爆上げする” 最高のボディーランゲージのコラボレーションだったのではないか。


このように、深い話をする前に”やはり私たちは結ばれる運命だったのね”を一瞬にして伝えあったことが、その後の時間の過ごし方と関係性大きく影響する。ニュースに双方のプレゼント交換やおもてなし映像は笑顔満載で溢れていた。



さらに、両名が一緒に話しながら歩いている時、プーチン氏の体は金氏の方に100%向けるような形をとっているところからも、この訪朝で協力関係を強化する方向に持っていきたい様子が伺える。現に、両首脳は包括的戦略的パートナーシップ条約に署名をしている。


この結果を見ると、プーチン大統領が着陸するまで、手を後ろで組み歩いて待つ金総書記の映像が流れた。これは不安や焦りではなく、実際にプーチン大統領が降りてきた時や会談をしている様子をイメトレをしている全集中状態と言える。


ランナーに例えると、スタートラインに立つ前に小刻み手足を震わせたりジャンプしたりと自分のベストな状態に持っていく行動によく似ている。人は不安や心配がある時には手を後ろに組んでウロウロと歩かない。手をお腹の前あたりに持ってきてジッとしている。


つまりこの時の金総書記は、これから起こる(話し合われる)ことへの重大さ(大遅刻されている時の気持ちも!)とは反比例するような好感度高い印象を第一印象で出すという高度なテクニックが問われる難しいシーンへの準備だったと知る。 (翌日のプーチン氏が訪れているベトナム訪問時の差を見てほしい。国同士の関係性が訪問時のファーストコンタクトの差に見て取れる。  https://www.youtube.com/watch?v=HLVme0ZoEl4 )


是非このような好感度ある密月な関係性が、世界平和をもたらせる道に繋がるように祈るばかりである。


このように、駆け寄って手を差し出す(もしくは両腕を広げる)や同時にハグをする、というのは絆を一気に深められる大変有効な方法である。これは政治家だからではなく、私たち家族や友人にもできる手段である!

*この分析は新木の専門的視点からの個人的見解です。

閲覧数:30回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page