Q:先生はいつ頃から進みたい先や人生を切り拓いていったんですか?

《新木からのお返事》
進みたい先はその時その時に進んでいたと思います。しかし本当に自分の力で勝負して人生を切 り拓いて行ったのはこの 5年です。
夢は、講座講師として有名になって、どんどん仕 事依頼が入っている自分でしたが、現実は一歩夢に進むと立ちはだかる“仕事が全くこない”壁、という状況でした。私は苦労 をせずに、手がかかる事は全てすっ飛ばして、すぐに有名講師になる方法を探す方にばかり注力を注いでいました。しかし、1 ミリも動いていませんでしたね。
1ミリ動いたのは、講座内容の資料を作り、自分でHPを 作り、名刺を作り、実際に電話してアポをとったり、飛び込み営業をした時からです。
いつ も直ぐに成功を手に入れようとし、成功がすぐ手に入らないと逃げる自分が嫌になりまし た。今後の人生もそうするの?
私は人生が最後の日に、「私はやるだけやったぞ!」って言 える自分を作りたいと思いました。1 から全てやる!今まで逃げていた全てを自分の力でやるぞ、と覚 悟した のは35 才の時。あの日、1年間全力投球して、それでも1つも案件が取れなかったら、全ての資料もイメージコンサルタント時代に使っていたカラードレープもすべて捨てて、パートに出よう。だから1年がむしゃらにやろう!と心に誓った日から私は自分の人生を切り拓きはじめたと思ってます。
あの誓った日から1年後にはお仕事を頂く事が出来たので、私の事業は今もこうして5年目を迎える事ができています。そして今も、またこれから1年間お仕事が頂けなかったら、辞めよう。そんな気持ちで、営業をしております。
これも、きっと個人事業だからだと思います。自分が動かなければ、何も始まらないので、緊張感を持たすために、そんな期限をつけながら、自分の道を切り拓いています。
*このコラムは女子大学にて講義した際のアンケートに書かれていた質問に対してお答えしています。
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