• 新木美代 

女子大生Q&A#24:苦しかった事はありますか?

Q: 自分の興味あること、好きな事を仕事として定着させる為に苦しかった事はあります か?また今の仕事で苦労している事はありますか?


《新木からのお返事》

私は企業に属さずに個人事業主(フリー)でお仕事をしています。個人でお 仕事を頂くという事は、お金を頂くに値するレベルの内容であり、事業の実績や経験値、人としての信頼(講座当日に休まない=代理の先生がいないから等)、人柄などトータルで自分自身が証明する必要 があります。立ち上げ当初に一番苦労したのは、講座内容の資料を作り、資料を持って営業した際に、 名前も聞いたことがなく、実績もない私は全く相手にしてもらえなかった事です。名刺さえ 受け取ってもらえずに「お引き取り下さい」と頭を下げられた時の衝撃は忘れられません。

営業資料すら目に通してもらえない、話を聞いて頂いても「君のクライアントは?」「実績 は?」「本を出したことある?」のお返事で営業は 3分で終了。どうしたらお話を聞いて頂 けるのだろう。ここがまずは第一の乗り越える壁でしたね。


そこで考えたのが、国や県とい う行政からお仕事を頂いている実績があれば!私という人間を信頼してもらえ話を聞いてもらえるのでは?という思いでした。営業をするために、国や県の実績を作る、とは少々無謀のように思えますが、リサーチの結果、神奈川県が公募している社会男女共同参画社会における公募事業を見つけ、企画書を 出しました。結果は落選でしたが、その落選の手紙の下に事業担当者のお名前と連絡先が書いてありました!!早速その番号に連絡し、私の落選事業について相談に乗っていただけないかとお願いをした事がきっかけで、約1年後に神奈川県の協働事業として講座開催という道が切り開けました。


このチャンスがなければこの事業は存続できなかったでしょう。今年で 5 年目ですが、営業スタイルは今も昔 と変わりません。県との協働講座のチラシ(神奈川県のロゴ入り)が大きな力をもちました。営業時に耳を傾けて頂けるようになりました。


あとは、なかなか相談相手がいなかった事でしょうか。事業案を練ったりするのも、講義内容を振り返ったりするのも自分ひとりでしたので。相談相手を見つける、これも事業を定着する為に必要な事なんだと感じました。


これからもより良い内容を皆様にお届けできるよう精進してまいります。


*このコラムは女子大学にて講義した際のアンケートに書かれていた質問に対してお答えしています。